ジョムトムの絞り染め

サワディーチャーオ
チェンマイ駐在員 Fuです。
もうすぐ6月になります。
チェンマイも40℃を超える猛暑の時季が過ぎ、雨季がスタートしています。
雨が降ると涼しくなって良いのですが、激しい雷雨は停電になるので、ちょっと困ります。
先週は2-3日連続で、夕方から深夜にかけて停電でした。ロウソク生活です。
停電なので、もちろん扇風機も動きません。真っ暗な蒸し暑い部屋にロウソクの灯りとゲッコウの鳴き声。。日本ではなかなか味わえるものではないです。でもこの時期 ここでは日常で皆さん慣れたものです。

先日、移動していたら激しいスコールが!!!
自然が多いので、中々雨宿り出来るところがありません。
びしょびしょになりながら かすかな視界から一瞬 ふなっしー が見えました。ふなっしー!? ??? まさか?!!!!
目の錯覚だと思い、ちょっと可笑しくて、自分でも笑ってしまいましたが、後日気になって同じ道を通ってみました。
ふな1
ふな2
ふな3
ふな4
ふな5

ふなっしー!いたー!!!

手造りのふなっしーでした(^-^)/
ちょっとうれしいですね。こんな光景は。(本物のふなっしーは元気かな?)

さてさて、
マライカでは路面店が続々オープンしております。
タイからもいろいろな商品が届けられています。
チェンマイからはジョムトムの絞り染めの衣料が入荷しています。
サルーコットン という、インドの綿ボイルよりちょっと厚手ですが、タイで扱うコットンの中では一番薄手のものです。
生地を手に取ると、ああ タイのコットン!!! という感じです。やわらかくてリピーターさんの多い素材です。無地やタイダイが多いのですが、今回はナチュラルダイの絞り染めを柔らかいサルーコットンに施しました。

天然の藍を使う方が減ってきている中、藍の葉を手間暇かけて使っています。ご存知黒檀の実を潰して焦げ茶色を。その他チェンマイで取れるパドゥ(ローズウッド)の木の樹皮を煮出して赤茶色を、ティウコンというタイにある木の樹皮を煮出してこちらは少し緑ががった色になります。
このティウコンは染めた後黒いビニールをかけて、天日に当てます。
この天日が重要で、天日がないと緑色に発色しません。天気が良くないとできない作業です。今回はタイの冬(11月~1月)の乾季の間の作業だったので、良い色になりました。(今の時期だったら大変です。雨が多くて作業ができません。)
黒檀の実は9月にしか取れなく、染めに適するのは1年間水に漬けておいた実だけです。
この様な条件のもとで染が行われるのです。
本当にこの作業が好きじゃないとできないですね。
藍2
藍1
パドゥ
ジョムトム 染め
絞りの風景
絞り3色

こちらはオンラインショップや店舗にありますので、手にとって天然の染めの色に触れてみてください。(店舗により在庫がないこともあります。ご確認後 ご来店ください。)

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それでは、また
サワディチヤーオ
どら

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